この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
今回は、地震が起きたときに施工管理技士が覚えておくべきことについてお話ししたいと思います。
地震発生時の対応
地震が起きたとき、施工管理技士は現場の安全を確保するために、以下のような対応を行う必要があります。
◎ラジオをつけて最新の地震情報を収集する
◎施工担当公所からの指示があれば、それに従って工事を中止する
◎工事現場の安全確保を実施し、被害状況を報告する
◎被害がなければ自主的に作業を再開し、被害があれば公所の指示を待つ
◎連絡手段は電子メールを基本とし、通信機器が使えない場合は他の方法を探す
◎被害状況の確認は、工事看板や防護柵なども含めて行う
◎緊急に現場を離れる必要があれば、適切な形で避難する
万が一の震災に備えて
大地震などの緊急事態においては、国や民間から建設会社に応急復旧要請が出されることもあります。
そのときに迅速に対応できるように、事前に対策をしておくことが大切です。
事前対策の一例としては、以下のようなものが挙げられます。
◎ラジオなどの準備
◎連絡先リスト(電子メール)の見直し
◎資機材の確認
◎怪我人が出た場合の応急処置
◎搬送シミュレーション
◎現場付近の消防団との連携
また、工事現場周辺の避難場所や津波予測(地域防災計画)などを調べておくことも重要です。
こうした知識を備えておけば、適切な手順で避難を進めることができます。
以上が、地震が起きたときに施工管理技士が覚えておくべきことの概要です。
皆様に少しでも興味を持っていただけますと嬉しいです。